Faculty of
Well-being Studies

ウェルビーイング学部地域創生学科

ひと暮らしデザイン

2025年4月、人間生活学科から地域創生学科に名称変更しました。
人間生活学科の情報はこちら

学科概要日常生活の魅力や課題を再発見

短期大学開学の1950年に設置された家政科からスタートし、1992年に本学人間生活学部人間生活学科となり、
高等学校?中学校の家庭科教員など、長らく北海道内における家政分野の人材育成に貢献してきました。
そして、2025年から地域創生学科としてさらなる飛躍を目指しています。

地域創生学科では、日常の生活課題や社会課題を出発点として、その理解の深化と課題の解決を目指して、
「生活科学」「プロジェクトマネジメント」「データサイエンス」という3つの領域の多種多様な授業を
一人ひとりの興味関心に沿って組み合わせながら学びます。

こんな夢や関心を持つ人にぴったりな学びがここにあります。

  • 家庭科で学んだ衣食住?家族?福祉の学びをさらに専門的に深め、教育?福祉の現場や民間企業で活躍したい
  • 部活動や学校行事で取り組んだ経験を活かして、プロジェクトを実行する「地域のマネージャー」を目指したい
  • 生活や地域社会から得られる様々なデータを分析し、課題の発見と解決を通して新しい未来をデザインしたい

4年間を通じて、あなたの「好き」や「やりたい」を実現する力を身につけ、
社会に大きな貢献をする一歩を一緒に踏み出しませんか?

学びの領域

生活科学領域
現代の衣食住?家族?福祉のあり方をトータルに学びます。
多様なライフスタイルが広がる現代社会において、「生活」を深く知ることが重要になっています。私たちの生活と社会は密接につながっており、ときに社会を動かすことがあります。この領域では、衣食住生活、家族?ジェンダー、福祉といった家政学と社会福祉学の知識と技能を専門的に学び、それを活かした家庭科教員や福祉専門職など広く社会に貢献できる人材の育成に努めます。
プロジェクトマネジメント領域
女性の視点からのマネジメントと社会貢献の手法を学びます。
生活の幅を広げながら質を高めるための知恵や技を、他領域と連携して身につけます。4年間で段階的に、自治体?NPO?企業などで生活課題や社会課題を解決するためのプロジェクトを企画?立案できるようになります。そのために必要な技法(ワークショップ、コミュニケーション、プレゼンテーション、質的?量的調査等)を2年次から4年次にかけて学びます。
データサイエンス領域
今後の社会で必須となるICTや情報活用のノウハウを学びます。
生活や地域社会から得られる様々なデータの分析に基づいて課題を発見することを目指し、生活科学領域で得た知識と組み合わせることによって、より専門的なアプローチが可能となります。また、ICTやアプリなどを駆使し、プロジェクトマネジメント領域で得たスキルを組み合わせること組合せることによって、より現実的かつ実践的にアプローチしていきます。

学科の目指すもの

生活の質(QOL)とウェルビーイングの向上は、現代社会に生きる私たちに求められる課題です。
日常の生活課題や社会課題を出発点として、その理解の深化と課題の解決を目指していくことが地域創生学科における学びのテーマとなります。

そのために、

  • 生活や社会における課題の発見と解決をめざす「生活科学」
  • 人間の多様性を活かし他者と協働した学びの場の企画?運営をめざす「プロジェクトマネジメント」
  • 社会や生活におけるデータや課題の読み取りを目指す「データサイエンス」

の3領域での学びを組み合わせることを通して、実践的能力を培い、自分の生き方を高め、他者を支援し社会に貢献する人材の育成を目標としています。

例えば、家庭科教員や福祉の現場で活躍することを目指したい人は専門的な知識を、社会や地域の課題を解決したい人はプロジェクトを動かすスキルを、データを活用して新しいアプローチを模索したい人は、そのツールやノウハウを組み合わせて学びます。

学科の強み?特徴

広範囲な専門性
衣?食?住?生活経営の各分野に加えて、家庭科教員を目指す教職課程、福祉専門職につながる社会福祉学など、幅広い視点を持ちながら専門性を高めていく生活科学領域は地域創生学科の基盤です。
社会で必要とされる
マネジメント力
プロジェクトマネジメントを専門的かつ体系的に、学問として学ぶことができる北海道内唯一の学科です。カリキュラムは理論だけでなく、協定先の公共機関や企業、NPO法人、他大学などとの実践で構成し、これからの時代を生きる女性の「共感リーダーシップ」を醸成します。
データサイエンスの導入
デジタル技術が高度に発達した現代社会において、データを活用しながら新たな知識や情報を生み出し、意思決定や問題解決を進めていくためにも、データサイエンスのアプローチを駆使して社会に貢献します。

学びのポイント

ライフスタイルをデザインする能力、
人びとをサポートするスキルが身につく

1~2年次は、地域創生に関する基礎?専門科目をすべて学びます。3年次からは自分の深めたい分野を選択して学びを深め、学外実習やフィールドワークを通して実践能力を高めます。

教育現場や企業など多彩な分野で活躍できる

本学科の学びの多彩さは就職分野の幅広さに表れています。製造?流通?金融?販売?サービス?ファッションなどの企業で、多数の卒業生が活躍しています。また、北海道の各地で本学科の卒業生が家庭科教員として活躍しています。

フィールドワークや学外実習で身につける実践力

花川キャンパスがある石狩市との包括協定により、多様なフィールドワークに取り組める環境が整っています。他にも多様な学外実習を取り入れ、学校でのボランティアや企業と連携した商品開発などの取り組みを行っており、これらを通して行動力やコミュニケーション能力を身につけます。

将来を見据えたカリキュラム

将来、プロジェクトの立ち上げから遂行までのスキルを磨いて公務員や企業?NPOでの活躍を目指す人、自らの起業を目指す人、教育や福祉の専門職を目指す人など、多様な方向性から女性が社会で活躍する力を育成します。選択肢は幅広く、かつ専門性を深める学びが可能な学科です。

家庭科教員(中?高)の免許取得に向けた
サポートと卒業生向け教職支援

教職課程の学生と、道内で活躍する家庭科教員を対象に、専門知識や技能の習得?向上のための講座(「家庭科教育研修講座」)を毎年開催して、家庭科教育を担う人々の交流を進めています。在学中だけでなく、卒業後も研修とサポートの場を設けています。

取得可能な免許?資格地域創生学科で取得可能な免許?資格は以下の通りです。

  • 高等学校教諭一種免許状(家庭)
  • 中学校教諭一種免許状(家庭)
  • 社会調査士
  • PMCe(PMC受験資格)
  • 社会福祉主事(任用資格)
  • 司書(任用資格)
  • 司書教諭(任用資格)
  • 学校司書