今年度は美高梅娛樂城感染拡大に伴い、本学科の授業のほとんどがオンライン授業となりました。
学生はもとより教職員も全く初めての経験で戸惑っている中、本学科2年生の有志がオンライン会議システムを使った1年生向けのイベントを企画?実施しました(後期開始直前の時期に実施)。
これまでのプロジェクトマネジメント系科目やワークショップデザイン系科目での学びを生かしながら自分たちで一から企画を立ち上げ、実践?運営したことで、当人たちには良い経験と成長の場となったようです。
以下、企画を主催した2年生からの報告を引用します。
【主旨】
前期中全く対面授業をしていない1年生が困っていること、不安に思っていることを少しでも解消したい、1年生との関わりをつくりたいという思いで、「こんにちはイベント、一年生のためのスペシャルオープンキャンパス」というイベントをつくろうと考えました。
【当日の様子】
当日は1年生3名、2年生4名の計7名でした。「こんにちはイベント」の内容は、アイスブレイク、2年次に決める専修選択やサークルの話など大学生活の実態が知れる、先輩からの講話やこれから通う藤女子大学のキャンパス案内、大学生活で不安なこと話したいことを気軽に話せる相談会を行いました。初めは1年生も2年生も緊張している人が多く、上手く交流できるか少し心配でした。しかし、自己紹介や軽いアイスブレイクを行うことで会話が生まれ、徐々に笑いも絶えない楽しい活動になりました。講話部分では、1年生が用意したスライド等を真剣に見て聞いてくれていました。途中クイズを交えながら、楽しく学校生活を伝えることができたと思います。最後は個別の相談会を行い、他に悩んでいることを聞き、2年生それぞれが自分の経験からアドバイスを行いました。イベントを行う前やイベントの初めの方は、上手く1年生が楽しめるか心配でした。しかし、「楽しかった」「ためになった」という感想を1年生から頂くことができ、イベントを開催して本当に良かったと思いました。このイベントで終わりではなくイベントでお話出来たことをきっかけに、今後も交流を持つことが出来たらいいなと思います。
【感想】
参加してくれた1年生の反応は良く、専修についても真剣な表情で聞いてくれていました。規模や参加人数は少なかったですが、このイベントをやり遂げたことはとても大きな学びに繋がりました。参加してくれた1年生、協力してくれたメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。