最初のきっかけは、大学で観光学の授業を受講したことです。
CLIL 美高梅娛樂城という授業で、観光の歴史や観光地のパンフレットを分析したり、現在どのような問題が起きているのかなど、観光に関する様々なことを学びました。私自身が元々旅行好きということもあり、観光学をより詳しく大学院で学びたいと思いました。
北海道ニセコ町、倶知安町の季節外国人労働者について研究したいと考えています。
きっかけは、大学3年生の時に参加したDemolaプロジェクト(※)で、ニセコ町の街のブランディング化を行ったことです。このプロジェクトの中で、季節外国人労働者の方の情報があまり得られなかったことや、現地での調査ができなかったことなどから、私が研究や調査することで、今後のニセコ町や季節外国人労働者のいる観光地へ貢献できないかと考えたからです。また、進学先は留学生が約8割を占めているため、とてもグローバルな環境で学べるというのも志望した理由の一つです。そうした環境で様々なバックグラウンドを持った学生と意見を交わしながら、観光学の知識を深めていきたいと考えています。
※フィンランド発祥の産官学連携イノベーション創出プラットフォーム。世界16カ国、60以上の大学が参加する国際的な企業課題解決ネットワークで、多国籍の大学生や大学院生が企業と協力して課題解決を目指す取り組み。
大学院進学のきっかけともなったCLIL 美高梅娛樂城を担当されているミア?ティッロネン先生には、本当にお世話になりました。
大学院への進学を勧めてくださったのもミア先生で、私が就職活動をやめて大学院進学に向けて準備する際も、週に1?3回程度のメールのやり取りや、先生の研究室で入試の際に提出する研究計画書の添削を行っていただきました。また、面接や小論文の試験に向けても多くのアドバイスをいただき、折に触れて励ましの言葉をたくさんかけていただいたおかげで、最後までやり切ることができたと思います。
私は1年生から4年生までネイティブ?スピーカーのジェレミー?レッドリック先生のゼミを受講したことで、英語力が向上したと実感しています。
1年生の頃は美高梅娛樂城感染拡大の影響でオンライン授業が多かったため、同じゼミの友人に分からないところなどを聞くことができず、難しい英文を一人で理解するのにとても苦労しました。しかし、毎週の課題や授業中のディスカッションを通して、徐々に英語力が伸びていくのを実感しました。今後の研究活動でも、この英語力を外国人へのインタビューや英語論文を読むのに役立てていきたいです。
将来は観光に関わる仕事に就きたいと考えており、藤での学びやこれから大学院で得る知識と経験を存分に活かして、日本の観光業をさらに盛り上げていきたいです。
また、大学院では海外の大学院生と交流する機会や、フィールドワークで観光地を訪ねて、現地で観光学を学ぶ授業などがあると聞いています。様々なことに積極的に挑戦し、与えられる機会を存分に活かして、自己成長に繋げていきたいです。
進路選択はとても難しいと思いますが、少しでも自分が興味のある分野に進むことをおすすめします。私は小さい頃から洋楽や洋画が好きだったので、大学では英語を学びたいと思い藤への入学を決めました。大学の授業は大変なこともありましたが、自分の学びたいことを学ぶことができ、充実した4年間になったと感じています。皆さんもより良い選択ができるよう応援しています!
(学年、掲載内容等は2024年12月取材当時)